About Us – エアヘッドコンサルティング

About Us

 

主宰者について

主宰者の越野英一は、昭和56年~平成20年 (株)フジサンケイリビングサービス(現(株)ディノス)にて殆どの時期を通販の現場で実働してきました。新聞・チラシ通販2年、テレビショッピング13年、カタログ4年、商品戦略・顧客囲い込み等のを目的としたセクション6年・・他も含め28年間、一貫してほぼ通販仕入・企画・販売の現場を経験。産経新聞通販(夕刊・月曜日~土曜日)毎日2年半、全て一人でオールジャンルのアイテムの仕入・制作を担当。この経験が全てのベースとなった。

フジテレビの番組型テレビショッピング(昼)では商品企画開発・仕入バイヤー・演出担当として、寝具・インテリア・家庭用品・食品・家具・呉服・・等を担当。寝具ではその当時(20年前)、存在すらあまり知られてなかった「綿毛布」を大ヒットさせ、その後、業界全体の流れとなる。テレビショッピングでは業界で初めて企画した「番組オリジナル枕」もその後、定番となる。当時珍しいリサイクル素材の固敷布団や(多分日本初の)大人サイズの無撚糸のタオルケットなど多数開発。中国青海省で取材した「ヤク」のニットは最近になって高級ブランドが取り上げる素材となっている。当時、日本初。学生時代、ネパールに旅して現地で買った「ヤクのニット」が原型となった。

高級キッチン用品もヨーロッパ取材で紹介し人気の企画となる。他にも特に食品ジャンルでのヒット商品多数・・・。夜のテレビショッピングでは「F-1」の商品企画と番組企画をフジテレビに提案し、実際にその後深夜のレギュラー番組となる。特に「アイルトン・セナ」との企画は自ら立案し、数々のオリジナル商品を創り上げた。2時間の隔月の海外取材中心の大型通販番組「出たMoNo勝負」も長期間担当し、当時、まだまだ日本では紹介されていなかった現在有名ブランドも多数発信した。

カタログでは婦人下着・メンズファッション・雑貨、婦人雑貨など担当。雑誌通販という当時会社としては新しい他社媒体でミュージシャンコラボもの(石井竜也コラボリストウォッチ)などを大ヒットさせた。リストウォッチはスイス・バーゼルの取材も行い限定ものを多数紹介した。

まさにマスメディアを駆使した商品紹介で実績を上げてきたわけであるが、ネット環境もまだまだ普及していなかった10数年前、ある意味、ザルで掬い取るようなビジネスのあり方に変化をもたらす事になったことがあった。それは、番組で紹介した高級オリーブオイルに継続的に購入できるA4のコピーを予め商品同梱したことだった。カタログにも掲載されてないかなり高級なオリーブオイルをせっかく買っていただいても、当時、継続的に購入できる形が整ってなかったのである。それまでにもテレビで商品を買ってくださったお客様からの問合せがコールセンターにはきていたのである。「気に入って使い続けたいが、次にいつ買えるかわからない。どうしたらよいのか?」

一過性のメディアであり、旬な情報であることが優先されるテレビショッピングでは、日々の企画立案に腐心しても、一度買ってくださった方へのアプローチという視点が忘れられていたことは確か。そこで、継続販売の申し込みが出来る簡単な案内チラシをワープロと白黒コピーで作成し、お届けする商品に同梱したところ、思いもよらないほどの反響があったのだ。

ちょっとした意識の変革とアイディアがきっかけで、顧客サービスの充実と低コスト・高収益を兼ね備えたリピート販売という新たなビジネスモデルが生まれ、数年後にはその専門部署の創設に携わることとなり、総合通販会社にありながら、単品通販的な新たな武器を開拓するに至った。

つまり、美容・健康ジャンルである。このジャンルからもオリジナルの大ヒット商品が多数生まれた。ここで通販の真髄を勉強する事となる。

それは「顧客満足」が「継続」を生み、それこそが「利益」を生むこと・・・。「顧客満足」は「いい商品とリーズナブルな価格とよいサービス」が重要。「継続」は「そこでしか買えない差別化された商品と更にリーズルナブルな価格と更によいサービス」が重要。そして、どちらも、それを計測し検証しないと、本当のことは見えてこない。「顧客の声」を聴く!これが常に忘れてはならない最重要な事である。

こういう事に共感していただけるクライアント様にアドバイス・協力をさせていただき、微力を尽くしたいと思っております。